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Google先生に聞く二次元属性の過去現在未来

二次元スキーな皆様は、誰しも心にお気に入りの属性を持っていることでしょう。心のおもむくままに自由に萌えていればいいのですけれど、ふと、自分の好きな属性はどれだけ人気があるのだろうか、と心配になることがあります。これがアニメだったりすると、例えば2chスレの進行度やpixivにアップロードされたCGの数を人気度の指標とすることが可能です。しかしながら、属性といった、なんだかふわふわしたものの人気を調べるにはどうすればいいでしょう。答えは、Big BrotherGoogle様にお伺いを立てればいいのです。というわけで今回は、Google insights for searchを使って、萌え系属性の人気の歴史を見てみようと思います。

#前回エントリで適当に流した話のブラッシュアップ版です。

調査方法

データの取得は、Google insights for searchを使用します。各検索ワードで検索をかけ、人気度の時系列をcsvファイルにて取得しました。調査は、以下の13項目について行いました。基本的に、各項目名を検索ワードとしてデータを取得しています。得られた数値は相対値になります。ですので、各項目毎での数値の絶対値を比較することは無意味です。また同様に、各属性の人気の絶対値を調べるつもりもありません。あくまで、各属性の人気の相対的な増減にのみ着目します。Google insights for searchでは、週単位でのデータを取得できますが、そのままでは若干ノイジーですので、5週の移動平均をとったものをプロットしました。

検索ワードをパラレルに設定することで、各ワード間のスケールを調べることは可能です。しかし、そういった市場調査的なー今何が人気なのかーといったことは、専門の人がもっとちゃんとした方法で調べているでしょうし、興味もないので割愛します。今回の私の興味は、あくまでも「眼鏡っ娘」「幼女」「百合」の属性の来し方行く末にのみあります。


服装・装飾編
  • メイド
  • ネコミミ
  • 巫女
  • ニーソ
  • スク水
  • 眼鏡っ娘

関係・シチュエーション編
  • 幼馴染み
  • ツンデレ
  • ヤンデレ
  • 男の娘
  • 寝取られ

調査困難だったけれどなんとか搦手から攻めてみた項目
  • 幼女
  • 百合


関係・シチュエーションに、妹とか姉とか後輩とか先輩とか(略)が入ってない理由は、これらの単語はあまりに一般的で、二次元に関係ない通常の用法まで引っ張ってきてしまい、今回の調査に対して意味のあるデータを返さないためです。検索ワードの工夫による分離が可能なのかもしれませんが、早々に諦めました。

同様に、幼女・百合も二次元と非二次元の分離が困難でした。しかし、これらの属性の行く末は私に取って死活問題でありますので、なんとか属性自体の人気を推定してみました。

調査結果:服装・装飾編
まずは、メイドからです。一頃は、ヲタといえばメイドという感じで、まさに二次元の象徴でした。今でも秋葉原ではメイドコスのお姉さんがチラシ配ってたりしますが。z軸がある時点でだめですけどね。ところが、データを見てみると、2005年中頃をピークに、メイドの人気度は減少傾向にあります。やっぱり、さすがに飽きられたのでしょうか。
gifs_maid.png
続いては、ネコミミです。これも、昔は大はやりで、メイドコスにネコミミカチューシャは定番でした(何の)。これも実際にデータを見てみますと、2004年10月頃に極めて大きなピークを持つものの(内挿図)、その後の人気度は減少し続け、ここ数年では横ばいです。2004年10月のピークはネコミミモードなんじゃないかと思いますがよくわかりません。ここでは、減少し続ける落ち目の属性であっても、完全に消え去るのではなく、ある一定の人気度に落ち着くケースとして解釈しておくことにします。
gifs_nkmm.png


次は、巫女を見てみましょう。ちょっと前のえろげには、やたらと巫女コスのヒロインが出てきたような気がしますが、最近はどうなのでしょうか。これも、人気度はひたすら低下の一方です。ネコミミのように、人気が減るところまで減ってサチるのか、それとも盛り返しがあるのか。さすがに消え去ることはないでしょう。
gifs_miko.png

さて、お次は、比較的最近勃興した属性であるところのニーソックスです。ただし、二次元萌え的には、略称のニーソのほうがよく使われている気がしますので、ニーソで検索してみました。2009年中頃までは、文句なしにその人気が上昇していきます。まあ、流行ってましたしね。アレとか。ここ半年ほどは若干減少傾向が見られますが、これが一過性のもので、再び上昇or現状維持になるのか、それともバブルが弾けて萎んでいくのか。目が離せないような気もします。
gifs_niso.png

続いては、スクール水着です。これも、二次元と親和性の高い略称「スク水」を用いています。周期的な変動があるものの、概ね一定、若干増加傾向にあります。やっぱり、お好きなんですねえ、って感じです。
gifs_skmz.png

さて、服装・装飾編のラストとして、メガネっ子を調べてみます。こればっかりは外せませんね。表記揺れの吸収のため、メガネっ娘+眼鏡っ娘で調べています。単独でも結果は同様でした。さて、結果はといいますと、惚れ惚れするくらいの減少傾向にあります。なんてこった。まあ、嫌いな人は嫌いでしょうし、人気があるとは思っていませんでしたが、人気度が減少傾向にあるとは……。衝撃を隠せません。ハトプリでつぼみがメガネを外しちゃったのもむべなるかなですか……orz。
gifs_mgnk.png


調査結果:関係・シチュエーション編
さて、続いては、人間関係やシチュエーションを示すワードについて見ていきましょう。まず最初に、鉄板属性「幼なじみ」です。これも、表記揺れの問題を避けるために、幼馴染+幼なじみで検索しました。結果は、さすがに人気属性だけあります。ところどころ、突発的な人気の上昇がありますが、それ以外は非常に安定した人気度です。若干の増加すらみられます。
gifs_osana.png

続いては、ツンデレいってみましょう。これはもともとネットスラングから出てきた言葉であると記憶しています。前回エントリでも少し触れましたが、非常に面白い挙動が見られます。まったく人気度が無かった状態から徐々に上昇し、2005年8月頃に急上昇します。ところが、続く2005年9月にバブルが弾け、一気に減少に転じます。2006年4月に謎のピークがあるものの、その後は減少の一途をたどっています。そろそろサチるのか、もしくはさらに減少を続けるのか。このあたりも非常に目が離せない状況となっています。

2006年4月のピークを除き、口コミで人気が広まり、ブレイクし、その後萎んでいくという過程が非常に綺麗なデータとなっていますので、ガチで真面目な研究が行われていてもいいような気もします。が、私はその辺よく知りません。
Google Scholarで検索しても見当たらないので無いのかなあ……。
gifs_tndr.png

次は、ツンデレから派生したヤンデレです。この挙動はツンデレのそれとよく似ています。2007年8月ころに急上昇した後、バブルが弾けて減少に転じています。ただし、突発的なピークがいくつかあるので、まったく同じ曲線を描いているわけではありませんが。ツンデレの例をそのまま適用するに、ヤンデレも、このまま徐々に人気が落ちていくことと思われます。消滅するのか、どこかで一定になるのかはわかりませんが。
gifs_yndr.png

続いても、言葉自体が新しい例を二つ見ていきましょう。まずは、寝取られです。「寝取られ」なら昔からある言葉ですが、エロゲー界隈から出てきた(2chか?)新語NTRは二次元を色濃く宿した言葉ですので、これを見てみることにします。データは急上昇しています。これも、ツンデレのようにそのうち上昇が止まることと思っております。
gifs_ntr.png
同様の言葉で、「男の娘」を見てみます。これも、近年急上昇しています。まあ、正直このあたりはよくわかりません。
gifs_otokonoko.png

萌え
ちょっと一休み。「萌え」をみてみます。これは、2005年から2006年をピークに、最近では急速に減少しています。メディアに露出することも多くなり、言葉自体を知っている人間の総数は確実に多くなっているはずですが……。手垢がつきすぎて使いたくなくなったのか、あるいは飽きただけなのか。私の個人的な解釈だと、前者のような気がしていますが、はてさて。
gifs_moe.png


調査結果:幼女
さて、幼女を見てみたいと思います。しかし、これには、二次元と3次元の分離の困難が伴います。たとえば、ロリで検索し、ニュースのヘッドラインを見てみます。これ、全て3次元の話です。まあ、合法的な話ならまだいいのですが、関連する検索クエリを見てみると、どうも、リアルな児童ポルノ(創作物に対する児童ポルノとかいう世迷い言でない、リアルな大問題のほうです)を求めて検索しているようなクエリが多いのです。さすがに、それは、むり。

ですので、幼女属性そのものの人気の推移を調べるのは諦め、二次元幼女に特化した商品の人気度を調べることにします。そのような都合のよい商品があります。ロリ漫画雑誌Comic LOです。これなら、関連ワードに3次元臭がするものは混じりません。

結果は、極めて安定した人気度を持続しています。少なくともLO自体の人気は、心配する必要がなさそうです。まあこの件に関しては、むしろ規制による壊滅的打撃が心配です。

gifs_LO.png

調査結果:百合
こちらも、幼女と同様の問題がつきまといます。別に、新百合ヶ丘の情報なんて知りたくありませんよ、って感じです。
今回は、2種類の方法で回避を試みます。まずは、同種の言葉である「ガールズラブ」を使います。これが百合と1対1対応しているかというと疑問ですが、まあ指標にはなりますし、今までも検索ワードの精査なんてしてないのでこれでいきます。(略称のGLはぎんつぶるぐらんだう以外に認めません)
また、幼女の場合と同様に、こちらにも専門の雑誌コミック百合姫が存在しますので、この雑誌名でデータを取得します。


ガールズラブの結果は以下のようになりました。ちゃんとしたデータが出るのが2007年以降なので、長期的なトレンドはよくわかりませんが、それなりの値を保持しているように見えます。
gifs_GL.png
続いては百合姫です。こちらは、非常に残念ですがゆるやかな減少傾向です。芳文社のつぼみに客を奪われた……というだけならまだいいのですが。ジャンル自体の衰退でないことを切に祈ります。
gifs_yurihime.png
両方のデータを見て思うのは、百合ブームって、本当に実在したのかという疑問です。どちらのデータも、ブームと呼べるほどの人気度の上昇は見られません。(唯一、百合姫の結果で、2007年10月頃に若干ピークがありますが……)実感としても、確かに去年は百合アニメが多くてウハウハでしたけど、ブームって感じでは無かったような気がします。


というわけで、強引にまとめます。
「眼鏡っ娘」属性の人気は凋落の一途です。「幼女」属性は、人気自体は頑健ですが、下手をすると真っ先に規制されるであろうジャンルなので、全く安心できません。「百合」属性は、それなりに安定しているようにも見えますが、決してブームなどは起こっておらず、むしろ今後の弱体化が心配です。
結論として、私の二次元ライフの未来には暗雲が立ちこめています。orz
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二次元眼鏡少女に蔑まれたいです。

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