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pixivの投稿データから振り返るハートキャッチプリキュア

アニメ「ハートキャッチプリキュア」が終わってしまいました。1年通じて、とても面白い作品でした。午後起床がデフォだった日曜日も、プリキュアのために早起きするようになりました。この素晴らしい作品を作り上げたスタッフと、この作品を通じて過去の名作に触れる機会を得た幸運に、今は感謝するのみです。さて、せっかくの機会ですので、ハトプリに関して何か記事を書いてみます。

本記事では、イラスト投稿サイトpixivに投稿されたハトプリ関連の投稿データを用いて、この1年間を振り返ってみます。

調査手法
pixivを「ハートキャッチプリキュア」で検索し、各イラストの投稿日時と、付与されているタグを取得しました。24327件のイラストに関するデータを取得しました。調査日は2011年2月13日でした。このデータを用いて、週ごとの投稿数の時系列をつくりました。さらに、そのうち特定のタグが付与されているイラスト数の調査も行いました。また、データの取得には、Mechanizeを用いました。

総論
最初に、「ハートキャッチプリキュア」タグが付与された全てのイラストについて、週ごとの投稿数を見ていきましょう。図の縦軸は、週ごとの投稿数で、横軸は、話数を示しています。たとえば、#1だったら、ハトプリ第1話放送直後の2010年2月7日9:00から、翌週2月14日8:59の間に投稿されたイラスト数を集計しています。Fは前番組フレッシュプリキュア、Sは次番組スイートプリキュアです。また、テレ朝で放送がなかった週は、xと記入してあります。

htpr1_totalposts.png

第1話の放送後の1週間で、800件近いイラストが投稿されています。第1話といえば、ムーンライトとダークプリキュアの死闘から始まり、うざかわえりか登場、可愛すぎるブロッサムの初変身と、非の打ち所のない面白さでした。まさにハートを鷲掴みされた人が多かったのでしょう。その後、投稿数は上下を繰り返しながらも、基本的には減少していきます。7月4日に放映された第21話では、投稿数が300件を切っています。第14話や第18話などを筆頭に、それぞれの話は面白いのですけれども、やはり中だるみは避けられなかったのでしょうか。ところが、第23話で、投稿数が突然1000件を越えます。第23話は、キュアサンシャインの初登場回です。次項で述べるように、この投稿数の激増は、キュアサンシャインに関するイラストによるものです。ここでの「テコ入れ」後、投稿数は週あたり400前後をキープしつづけ、第49話放送後には、放送終了を記念したイラストが多数投稿され、週間投稿数が800件近くとなっています。そして、次番組スイートプリキュアが放映中の現在も、続々とイラストが投稿されつづけています。

メインキャラ
続いては、メインキャラ4人に関するイラストの出現数を見ていきましょう。本項以降では、前項で取得したイラスト24327件を母集団として、各キャラ名のタグが付与されたイラストの数をカウントしました。以下の図は、メイン4人の変身前後のキャラ名について、出現数を調査したグラフです。

htpr1_main1.png
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まずは、前半戦の「ふたり」、つぼみとえりかに注目しましょう。第1話こそ、つぼみに関する投稿数が、えりかに関する投稿数よりも多いのですが、その後はほぼ常にえりかのイラストの数のほうが多くなっています。完全に主人公が食われた形になっているように見えますが、えりかの可愛さの前には仕方のないことです。つぼみも負けず劣らず可愛いですけれども、途中で眼鏡を外してしまったのが悔やまれるところです。プリキュアへの変身後も、同様の傾向が見られます。しかしながら、変身前に比べると、ブロッサムとマリンの投稿数の差は僅差であるといっていいでしょう。そのため、第28話・第39話のえりか回での反響は、マリンのイラストの投稿数の増加という形で見て取ることができます。

続いては、いつき/キュアサンシャインのイラスト数を見ていきましょう。いつきは、当初サブキャラ扱いでした。初のいつき回が第7話で、ここで初めて視聴者にいつきの性別が明かされるのでした。そんなキャッチーな設定が功を奏してか、いつき回の第7話、第15話では、主役のつぼえりに匹敵するほどの数のイラストが投稿されました。そして、第23話、サンシャイン初登場回で、イラスト数が爆発的な増加を見せました。第23話だけで、サンシャインに関する700件以上のイラストが投稿されています。あの美麗な変身バンクと、痺れるほどカッコいい戦闘シーンの衝撃はこれほどのものだった、ということでしょう。当時のpixivは、まさにお祭りというに相応しく、プリキュアのイラストを検索すると、画面が真っ黄色になるというフィーバーぶりでした。

本項の最後に、ゆり/キュアムーンライトを見てみましょう。ムーンライトは、第1話でダークプリキュアに敗北した後、紆余曲折を経て第33話で劇的な復活を遂げました。第33話での投稿数の増大が、その盛り上がりを物語っており、これも一種のフィーバーでありましょう。とはいうものの、投稿数の比較では第23話のサンシャインに及びませんでした。前半のゆり回、第13話や第17話でも、投稿数はいつきのときよりも抑えられています。プリキュアシリーズ中でも類を見ない過酷な境遇に、イラストの出足が鈍ってしまったのかもしれません。とはいえ、ムーンライト加入後は、4人のイラスト数がほぼ同等となっており、極端な人気の差はありません。


サブキャラ

ハトプリの魅力的なサブキャラ陣を振り返ってみましょう。まずは、ファッション部の面々です。

htpr1_sub1.png

沢井なおみ、佐久間としこ、黒田るみこの3人は、第7話でモノにつられてファッション部に入部しました。続く第8話で、えりかとキャッキャウフフする姿があまりにも可愛かったのか、ここで最初のピークを迎えます。そして第26話で、なおみにまさかの百合展開が到来します。この展開に大歓喜した方が大勢いたようで、投稿数が伸びています。なみなみこと志久ななみは、第14話の母の日回で感動的なエピソードを演じ、このため多数のイラストが投稿されています。彼女はスタッフに愛されていたのか、最終決戦時に地球でプリキュアの帰還を待つポジションにいました。そのためか、終盤でもいくらかのイラストが投稿されつづけていました。

htpr1_sub2.png

続いては、もも姉こと来海ももかです。彼女は、えりかの姉であり、ゆりの親友という非常に美味しいポジションにあり、メインの4人ほどではありませんが安定した人気を保っています。メイン回の第8話はもとより、ゆりさんに振られちゃった第13話や、変なポーズの第19話、ゆりさんとの絡みが可愛かった第30話や第31話、いい意味で色々とアレな文化祭回の第35話や第36話などに、投稿数のピークがあります。

他のサブキャラも見てみましょう。多田かなえ、高岸あずさ、水島アヤは、それぞれの登場回にピークがあります。特に、えりかとあずさの残酷なまでの対比表現が印象的な第16話は必見です。最後に、なみなみの妹、志久るみです。第14話での登場以降、ちょくちょく登場するようになります。終盤の第39話以降での幼女需要の高まりとともに再登場の頻度が上がり、それに伴って投稿数も増えています。

他にも述べたいキャラはたくさんいますが、ひとまずここでストップします。
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Google Insights for Searchが面白すぎる

Google Insights for Search

面白すぎる。Googleトレンドと同様に、googleで検索されたワードの人気度を時系列で見せてくれる。だけでなく、地域別人気度は取得できるわ、何より、アカウントにログインすれば数値データを取ってこれるわで、ネタ心をくすぐりすぎる。百聞は一見に如かず。

アニメ作品の人気を比べてみます。
ハルヒvsらきすたvsけいおん。チョイスに他意はなし。
まあ当たり前ですけどアニメ放映直後の立ち上がりがすごいですね。その後どれだけ人気を維持できるか、ですが。ハルヒ2期は1期ほどの集客力はなかったようですね(google的に)。エンドレスなんとかのせいでしょうか。ハルヒはアニメ終了後も人気が乱高下しているのに対して、らきすたはアニメ終了後徐々に落ち込みつつも一定の人気を維持していますね。このあたり、何か違いがあるようです。けいおんはどうなることやら。まあ2話で切ったことに後悔はしていないorz



若干真面目な話にスイッチ。
グラフェンvsカーボンナノチューブvsフラーレン。へんてこ炭素3兄弟。順に、2次元シート、1次元チューブ、0次元サッカーボール。ちょっと前までちやほやされてたナノチューブとフラーレンがじわじわと落ち込んでる。そしてグラフェンの台頭すげえ。やっぱりみんな2次元が好きってことですね!



同じデータで気になるのが以下のリンクから飛べる地域別人気度。
Google Insights for Search - ウェブ検索の人気度: graphene, carbon nanotube, fullerene - すべての国, 2004 年 - 現在
なんと英語が母国語じゃないはずの韓国がダントツトップ。日本は屁。日本もこのへんの研究してるはずなんだけどなー(CNT見つけたのは日本の研究者だし)、どうしたことやら。そのあたりはgoogleがどうやってデータを料理しているかわからない状態でぐだぐだ言っても仕方がないので、次にいこう。


真面目な話をするととてもとても疲れるので。
幼女。(日本のみ)
2004年と2005年の12月に鋭いピークがあるのですが、何かありましたっけ。クリスマスプレゼントに可愛い幼女をください!みたいなものとも思えんし。面白いのは、人気度がほぼ定数になっていることですね。幼女の魅力はいつになっても色あせること無し、といったところでしょう。これを、以下に続く検索ワードと比較してみると面白いです。


県別データだってとれちゃう。
Google Insights for Search - ウェブ検索の人気度: 幼女 - 日本, 2004 年 - 現在
秋田、佐賀、栃木あたりの人たちが幼女を検索しているようです。

ツンデレ。2005年9月を境にトレンドが一変しているのが美しいほどであります。2006年4月の特異なピークは、なんだろう。ゼロ魔は7月からだったので、ハルヒですかねえ。


それでは最後に。
めがねっこ。
ヴぁあああああああ明らかな下降トレンドでございます。これはいったいどうしたことだ。眼鏡っ子の人気凋落がgoogle的にも証明されてしまったのか。ツンデレのトレンドが下降気味なのはまあ、新しい言葉ですし単にサチっていく段階と思えます。が、眼鏡っ子は古来より伝わる由緒正しき萌え属性のはず。しかもこの傾向は昨日今日に始まったわけではなく、既に2005年半ばから始まっているようです。最悪、眼鏡っ子属性そのものが自然消滅、とまではいかないまでも、商業作品への登場率がきわめて減少する、なんてことになってしまいそうです。(今でもそうじゃねーかというツッコミはおいといて。)危機感を新たにする必要がありそうです。



で、まあ、どうでもいいネタを連ねていきましたが、googleトレンドとの最大の違いは、数値データを取得できることでしょう。googleの中でどう料理されたかわからない得体の知れないデータではありますが、少なくともお遊びに使うことはできるかな。

#……って今回のネタ、googleトレンドだけでも事足りたような……。まあ気にしない。
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二次元眼鏡少女に蔑まれたいです。

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