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データで見るハートキャッチプリキュアの百合事情

プリキュアシリーズの魅力の一つは、熱い友情の延長線上にある百合描写であるといっても過言ではないでしょう。ハートキャッチプリキュアを例にとって、ファンの間でどのような百合妄想がなされていったのか、データを通じて見てみましょう。pixivから取得したデータを用い、解析を行いました。詳細は、前回の記事をご覧ください。


百合イラストの抽出
イラストだけを見て、それが百合であるかどうか、コンピューターに判断させる方法はありません。そこで、イラストが百合であるかどうかを判断する基準として、ここでもイラストに付与されたタグを頼ることにしましょう。百合性を判断するタグは、大まかに分けて2種類あります。
  • カップリングタグ
  • 「百合」タグ
カップリングタグは、例えば、花咲つぼみと来海えりかがいちゃいちゃしているイラストに付与される「つぼえり」タグのことを指します。経験上、カップリングタグは、二人がいちゃいちゃしているイラストに付与されることがほとんどです。そのため、カップリングタグをイラストの百合性の指標として使うことができます。
百合タグは、そのまんまです。イラストの著者または閲覧者の、少なくとも誰か一人がー実際には殆どがーイラストに百合を感じたという証拠ですので、これもまたイラストの百合性の強い指標となるでしょう。

カップリングタグの列挙
まず最初に、カップリングタグの調査から始めます。メイン4人と百合要員3人(つぼみ、えりか、いつき、ゆり、ももか、ダーク、なおみ)と、その組み合わせを表にしたのが下記の図です。○印をつけた10通りの組み合わせについて、カップリングタグを見つけることができました。




つぼみえりかいつきゆりももかダークなおみ
つぼみ*×××
えりか**××
いつき***××
ゆり****×
ももか*****××
ダーク******×
なおみ*******




さらに、これらのカップリングと、検索に用いたタグの一覧を下記の表にまとめました。なお、×記号は単なる組み合わせの意味であり、BLのように非可換でもありません。変身前後でのニュアンスの違いはあえて無視します。また、これ以外にも百合カップルは存在します。たとえば、4話のテニス部カップルや、実在の人物で百合萌えするのは邪道かと思い悩む36話の歌手コンビ、37話でのミラージュさん達など。ですが、カップリングタグの抽出がうまくいかなかったため、これらのカップルは除外します。


カップリングタグ名
花咲つぼみ×来海えりかつぼえり、えりつぼ
花咲つぼみ×明堂院いつきつぼいつ、いつつぼ
花咲つぼみ×月影ゆりつぼゆり、ゆりつぼ
来海えりか×明堂院いつきえりいつ、いつえり
来海えりか×月影ゆりえりゆり、ゆりえり
来海えりか×来海ももかももえり
明堂院いつき×月影ゆりいつゆり、ゆりいつ
明堂院いつき×沢井なおみなおいつ、いつなお
月影ゆり×来海ももかももゆり、ゆりもも、月もも、もも月
月影ゆり×ダークプリキュア闇月、ダークはムーンライトの嫁


カップリングタグ
まずは、前回の記事と同様に、これらカップリングタグの出現数を時系列で追っていきましょう。最初に、最もメジャーな「つぼみ×えりか」「ももか×ゆり」「ダーク×ムーン」です。

htpr2_coupling1.png


まず目に入るのは、つぼえりの怒涛のスタートダッシュです。OPで本編でEDで次回予告で、そのいちゃいちゃぶりをこれでもかと見せつけてくれたカップルでしたので、非常に納得のいくデータです。しかしながら、投稿数は次第に減少します。23話のサンシャイン加入後、二人きりのシーンが少なくなってからは、最盛期の10分の1程度にまで落ち込みました。

ももゆりは、8話のベンチでのシーンや、31話の相合傘、36話の学園祭での絡みが印象的でした。物語終盤、劇中での2人の接点は全く描かれなくなります。ところが不思議なことに、投稿数は減少することなく、それどころかわずかに上昇しているようです。過去、心に影を抱えていた2人がどのような触れ合いをしていたのか、絵師たちの創作意欲をかき立てていたのではないでしょうか。

ダークとムーンライトは、13話でピークを迎えます。やはり、「私はお前のものだ!(わざとらしいうろ覚え)」が効いたのでしょう。実は、1話の死闘も妄想の種になっていたようで、10話でのダーク再登場前にも、多くのイラストが投稿されていました。このカップルのももゆりとの違いは、終盤に投稿数が減少していることです。原因は不明ですが、終盤の熾烈を極める戦いにおいて、もはや和解エンドが望めなくなっていったことも関係しているのでしょうか。


続いては、他のカップリングをグラフにしたものです。
htpr2_coupling2.png


7話のつぼいつ、26話のいつなお、48話のつぼゆりにピークが見られます。ファンならば、ああ、あのシーンかとすぐ分かると思いますので、説明は割愛します。

個人的に意外だったのは、ももえりイラストの少なさです。私は放映中、来海姉妹の関係性の変化を非常に楽しみにしていまして、37話や劇場版でのえりかの台詞は感涙ものだったのですが……。ですので、希少なももえりイラストを描いてくださる絵師様には、感謝してもしきれません。


話がそれました。この項の最後に、各カップリングタグについて、期間中の総和をとり、分布を調べてみました。

htpr2_couplingtag1.png


先ほどの時系列のグラフからも容易に想像できるように、トップ3である、「つぼみ×えりか」「ももか×ゆり」「ダーク×ムーン」の3カップリングだけで、全カップリングタグの87%を占めています。


百合タグ

百合タグを含むイラストの調査を行います。まずは前項と同様に、時系列データを作成します。百合タグが付与されたイラスト数と、比較としていずれかのカップリングタグが付与されたイラスト数の時系列での変化をグラフにしました。

htpr2_yuritag.png


終盤こそ、両者のデータはほぼ一致するものの、特に序盤では、カップリングタグを付与されたイラスト数が、百合タグを付与されたイラスト数を大きく上回っており、データに乖離が見られます。すなわち、序盤では、恋愛感情というよりは友情の範疇で仲良くしているイラストが多かったけれども、終盤ではガチなイラストが増加していったことが示唆されます。

このことを、もう少し詳しく調べましょう。そのために、各カップリングタグを付与されたイラストのうち、同時に百合タグも付与されたイラストの割合を調べました。

htpr2_yuritagganyuu.png


カップリングタグの上で最多派閥だったつぼえりの百合タグ含有率は27%であり、比較的低めに抑えられています。序盤で、カップリングタグと百合タグの数が乖離していたのは、このためです。つぼえりカップルは、ガチな百合カップルとしてではなく、非常に仲の良い友達として描かれることが多いようです。

これとは対照的に、ももゆり、闇月の百合タグ含有率は50%を越えています。つぼえりに比べると作中での絡みが少なかったためか、あるいは妄想を誘発しやすい設定のせいか、百合妄想のレベルがより高くなっているようです。

これを踏まえて、百合タグを付与されたイラスト中での、カップリングタグの分布を調べました。

htpr2_couplingtag2.png


基本的な分布は先ほどと変わりませんが、ももゆり、闇月の占める割合が相対的に増加しています。そして、トップ3のカップリングが、全体の92%を占めています。少なくともpixivのコミュニティにおいては、ハトプリの百合に関して、つぼえり、ももゆり、闇月の3カップリングが、非常に大きな人気を占めているようです。

最後に、今回取り上げたキャラの百合関係を、グラフの形式で表現しました。エッジが太いほど、そのカップリングに人気があることを示してあります。(各エッジの太さを、カップリングタグと百合タグが付与されたイラストの数の対数にしてあります。)目で見て分かる、ゆりさんのモテモテ度合いです。

htpr2_graph.png
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pixivの投稿データから振り返るハートキャッチプリキュア

アニメ「ハートキャッチプリキュア」が終わってしまいました。1年通じて、とても面白い作品でした。午後起床がデフォだった日曜日も、プリキュアのために早起きするようになりました。この素晴らしい作品を作り上げたスタッフと、この作品を通じて過去の名作に触れる機会を得た幸運に、今は感謝するのみです。さて、せっかくの機会ですので、ハトプリに関して何か記事を書いてみます。

本記事では、イラスト投稿サイトpixivに投稿されたハトプリ関連の投稿データを用いて、この1年間を振り返ってみます。

調査手法
pixivを「ハートキャッチプリキュア」で検索し、各イラストの投稿日時と、付与されているタグを取得しました。24327件のイラストに関するデータを取得しました。調査日は2011年2月13日でした。このデータを用いて、週ごとの投稿数の時系列をつくりました。さらに、そのうち特定のタグが付与されているイラスト数の調査も行いました。また、データの取得には、Mechanizeを用いました。

総論
最初に、「ハートキャッチプリキュア」タグが付与された全てのイラストについて、週ごとの投稿数を見ていきましょう。図の縦軸は、週ごとの投稿数で、横軸は、話数を示しています。たとえば、#1だったら、ハトプリ第1話放送直後の2010年2月7日9:00から、翌週2月14日8:59の間に投稿されたイラスト数を集計しています。Fは前番組フレッシュプリキュア、Sは次番組スイートプリキュアです。また、テレ朝で放送がなかった週は、xと記入してあります。

htpr1_totalposts.png

第1話の放送後の1週間で、800件近いイラストが投稿されています。第1話といえば、ムーンライトとダークプリキュアの死闘から始まり、うざかわえりか登場、可愛すぎるブロッサムの初変身と、非の打ち所のない面白さでした。まさにハートを鷲掴みされた人が多かったのでしょう。その後、投稿数は上下を繰り返しながらも、基本的には減少していきます。7月4日に放映された第21話では、投稿数が300件を切っています。第14話や第18話などを筆頭に、それぞれの話は面白いのですけれども、やはり中だるみは避けられなかったのでしょうか。ところが、第23話で、投稿数が突然1000件を越えます。第23話は、キュアサンシャインの初登場回です。次項で述べるように、この投稿数の激増は、キュアサンシャインに関するイラストによるものです。ここでの「テコ入れ」後、投稿数は週あたり400前後をキープしつづけ、第49話放送後には、放送終了を記念したイラストが多数投稿され、週間投稿数が800件近くとなっています。そして、次番組スイートプリキュアが放映中の現在も、続々とイラストが投稿されつづけています。

メインキャラ
続いては、メインキャラ4人に関するイラストの出現数を見ていきましょう。本項以降では、前項で取得したイラスト24327件を母集団として、各キャラ名のタグが付与されたイラストの数をカウントしました。以下の図は、メイン4人の変身前後のキャラ名について、出現数を調査したグラフです。

htpr1_main1.png
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まずは、前半戦の「ふたり」、つぼみとえりかに注目しましょう。第1話こそ、つぼみに関する投稿数が、えりかに関する投稿数よりも多いのですが、その後はほぼ常にえりかのイラストの数のほうが多くなっています。完全に主人公が食われた形になっているように見えますが、えりかの可愛さの前には仕方のないことです。つぼみも負けず劣らず可愛いですけれども、途中で眼鏡を外してしまったのが悔やまれるところです。プリキュアへの変身後も、同様の傾向が見られます。しかしながら、変身前に比べると、ブロッサムとマリンの投稿数の差は僅差であるといっていいでしょう。そのため、第28話・第39話のえりか回での反響は、マリンのイラストの投稿数の増加という形で見て取ることができます。

続いては、いつき/キュアサンシャインのイラスト数を見ていきましょう。いつきは、当初サブキャラ扱いでした。初のいつき回が第7話で、ここで初めて視聴者にいつきの性別が明かされるのでした。そんなキャッチーな設定が功を奏してか、いつき回の第7話、第15話では、主役のつぼえりに匹敵するほどの数のイラストが投稿されました。そして、第23話、サンシャイン初登場回で、イラスト数が爆発的な増加を見せました。第23話だけで、サンシャインに関する700件以上のイラストが投稿されています。あの美麗な変身バンクと、痺れるほどカッコいい戦闘シーンの衝撃はこれほどのものだった、ということでしょう。当時のpixivは、まさにお祭りというに相応しく、プリキュアのイラストを検索すると、画面が真っ黄色になるというフィーバーぶりでした。

本項の最後に、ゆり/キュアムーンライトを見てみましょう。ムーンライトは、第1話でダークプリキュアに敗北した後、紆余曲折を経て第33話で劇的な復活を遂げました。第33話での投稿数の増大が、その盛り上がりを物語っており、これも一種のフィーバーでありましょう。とはいうものの、投稿数の比較では第23話のサンシャインに及びませんでした。前半のゆり回、第13話や第17話でも、投稿数はいつきのときよりも抑えられています。プリキュアシリーズ中でも類を見ない過酷な境遇に、イラストの出足が鈍ってしまったのかもしれません。とはいえ、ムーンライト加入後は、4人のイラスト数がほぼ同等となっており、極端な人気の差はありません。


サブキャラ

ハトプリの魅力的なサブキャラ陣を振り返ってみましょう。まずは、ファッション部の面々です。

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沢井なおみ、佐久間としこ、黒田るみこの3人は、第7話でモノにつられてファッション部に入部しました。続く第8話で、えりかとキャッキャウフフする姿があまりにも可愛かったのか、ここで最初のピークを迎えます。そして第26話で、なおみにまさかの百合展開が到来します。この展開に大歓喜した方が大勢いたようで、投稿数が伸びています。なみなみこと志久ななみは、第14話の母の日回で感動的なエピソードを演じ、このため多数のイラストが投稿されています。彼女はスタッフに愛されていたのか、最終決戦時に地球でプリキュアの帰還を待つポジションにいました。そのためか、終盤でもいくらかのイラストが投稿されつづけていました。

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続いては、もも姉こと来海ももかです。彼女は、えりかの姉であり、ゆりの親友という非常に美味しいポジションにあり、メインの4人ほどではありませんが安定した人気を保っています。メイン回の第8話はもとより、ゆりさんに振られちゃった第13話や、変なポーズの第19話、ゆりさんとの絡みが可愛かった第30話や第31話、いい意味で色々とアレな文化祭回の第35話や第36話などに、投稿数のピークがあります。

他のサブキャラも見てみましょう。多田かなえ、高岸あずさ、水島アヤは、それぞれの登場回にピークがあります。特に、えりかとあずさの残酷なまでの対比表現が印象的な第16話は必見です。最後に、なみなみの妹、志久るみです。第14話での登場以降、ちょくちょく登場するようになります。終盤の第39話以降での幼女需要の高まりとともに再登場の頻度が上がり、それに伴って投稿数も増えています。

他にも述べたいキャラはたくさんいますが、ひとまずここでストップします。

Google先生に聞く二次元属性の過去現在未来

二次元スキーな皆様は、誰しも心にお気に入りの属性を持っていることでしょう。心のおもむくままに自由に萌えていればいいのですけれど、ふと、自分の好きな属性はどれだけ人気があるのだろうか、と心配になることがあります。これがアニメだったりすると、例えば2chスレの進行度やpixivにアップロードされたCGの数を人気度の指標とすることが可能です。しかしながら、属性といった、なんだかふわふわしたものの人気を調べるにはどうすればいいでしょう。答えは、Big BrotherGoogle様にお伺いを立てればいいのです。というわけで今回は、Google insights for searchを使って、萌え系属性の人気の歴史を見てみようと思います。

#前回エントリで適当に流した話のブラッシュアップ版です。

調査方法

データの取得は、Google insights for searchを使用します。各検索ワードで検索をかけ、人気度の時系列をcsvファイルにて取得しました。調査は、以下の13項目について行いました。基本的に、各項目名を検索ワードとしてデータを取得しています。得られた数値は相対値になります。ですので、各項目毎での数値の絶対値を比較することは無意味です。また同様に、各属性の人気の絶対値を調べるつもりもありません。あくまで、各属性の人気の相対的な増減にのみ着目します。Google insights for searchでは、週単位でのデータを取得できますが、そのままでは若干ノイジーですので、5週の移動平均をとったものをプロットしました。

検索ワードをパラレルに設定することで、各ワード間のスケールを調べることは可能です。しかし、そういった市場調査的なー今何が人気なのかーといったことは、専門の人がもっとちゃんとした方法で調べているでしょうし、興味もないので割愛します。今回の私の興味は、あくまでも「眼鏡っ娘」「幼女」「百合」の属性の来し方行く末にのみあります。


服装・装飾編
  • メイド
  • ネコミミ
  • 巫女
  • ニーソ
  • スク水
  • 眼鏡っ娘

関係・シチュエーション編
  • 幼馴染み
  • ツンデレ
  • ヤンデレ
  • 男の娘
  • 寝取られ

調査困難だったけれどなんとか搦手から攻めてみた項目
  • 幼女
  • 百合


関係・シチュエーションに、妹とか姉とか後輩とか先輩とか(略)が入ってない理由は、これらの単語はあまりに一般的で、二次元に関係ない通常の用法まで引っ張ってきてしまい、今回の調査に対して意味のあるデータを返さないためです。検索ワードの工夫による分離が可能なのかもしれませんが、早々に諦めました。

同様に、幼女・百合も二次元と非二次元の分離が困難でした。しかし、これらの属性の行く末は私に取って死活問題でありますので、なんとか属性自体の人気を推定してみました。

調査結果:服装・装飾編
まずは、メイドからです。一頃は、ヲタといえばメイドという感じで、まさに二次元の象徴でした。今でも秋葉原ではメイドコスのお姉さんがチラシ配ってたりしますが。z軸がある時点でだめですけどね。ところが、データを見てみると、2005年中頃をピークに、メイドの人気度は減少傾向にあります。やっぱり、さすがに飽きられたのでしょうか。
gifs_maid.png
続いては、ネコミミです。これも、昔は大はやりで、メイドコスにネコミミカチューシャは定番でした(何の)。これも実際にデータを見てみますと、2004年10月頃に極めて大きなピークを持つものの(内挿図)、その後の人気度は減少し続け、ここ数年では横ばいです。2004年10月のピークはネコミミモードなんじゃないかと思いますがよくわかりません。ここでは、減少し続ける落ち目の属性であっても、完全に消え去るのではなく、ある一定の人気度に落ち着くケースとして解釈しておくことにします。
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次は、巫女を見てみましょう。ちょっと前のえろげには、やたらと巫女コスのヒロインが出てきたような気がしますが、最近はどうなのでしょうか。これも、人気度はひたすら低下の一方です。ネコミミのように、人気が減るところまで減ってサチるのか、それとも盛り返しがあるのか。さすがに消え去ることはないでしょう。
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さて、お次は、比較的最近勃興した属性であるところのニーソックスです。ただし、二次元萌え的には、略称のニーソのほうがよく使われている気がしますので、ニーソで検索してみました。2009年中頃までは、文句なしにその人気が上昇していきます。まあ、流行ってましたしね。アレとか。ここ半年ほどは若干減少傾向が見られますが、これが一過性のもので、再び上昇or現状維持になるのか、それともバブルが弾けて萎んでいくのか。目が離せないような気もします。
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続いては、スクール水着です。これも、二次元と親和性の高い略称「スク水」を用いています。周期的な変動があるものの、概ね一定、若干増加傾向にあります。やっぱり、お好きなんですねえ、って感じです。
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さて、服装・装飾編のラストとして、メガネっ子を調べてみます。こればっかりは外せませんね。表記揺れの吸収のため、メガネっ娘+眼鏡っ娘で調べています。単独でも結果は同様でした。さて、結果はといいますと、惚れ惚れするくらいの減少傾向にあります。なんてこった。まあ、嫌いな人は嫌いでしょうし、人気があるとは思っていませんでしたが、人気度が減少傾向にあるとは……。衝撃を隠せません。ハトプリでつぼみがメガネを外しちゃったのもむべなるかなですか……orz。
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調査結果:関係・シチュエーション編
さて、続いては、人間関係やシチュエーションを示すワードについて見ていきましょう。まず最初に、鉄板属性「幼なじみ」です。これも、表記揺れの問題を避けるために、幼馴染+幼なじみで検索しました。結果は、さすがに人気属性だけあります。ところどころ、突発的な人気の上昇がありますが、それ以外は非常に安定した人気度です。若干の増加すらみられます。
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続いては、ツンデレいってみましょう。これはもともとネットスラングから出てきた言葉であると記憶しています。前回エントリでも少し触れましたが、非常に面白い挙動が見られます。まったく人気度が無かった状態から徐々に上昇し、2005年8月頃に急上昇します。ところが、続く2005年9月にバブルが弾け、一気に減少に転じます。2006年4月に謎のピークがあるものの、その後は減少の一途をたどっています。そろそろサチるのか、もしくはさらに減少を続けるのか。このあたりも非常に目が離せない状況となっています。

2006年4月のピークを除き、口コミで人気が広まり、ブレイクし、その後萎んでいくという過程が非常に綺麗なデータとなっていますので、ガチで真面目な研究が行われていてもいいような気もします。が、私はその辺よく知りません。
Google Scholarで検索しても見当たらないので無いのかなあ……。
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次は、ツンデレから派生したヤンデレです。この挙動はツンデレのそれとよく似ています。2007年8月ころに急上昇した後、バブルが弾けて減少に転じています。ただし、突発的なピークがいくつかあるので、まったく同じ曲線を描いているわけではありませんが。ツンデレの例をそのまま適用するに、ヤンデレも、このまま徐々に人気が落ちていくことと思われます。消滅するのか、どこかで一定になるのかはわかりませんが。
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続いても、言葉自体が新しい例を二つ見ていきましょう。まずは、寝取られです。「寝取られ」なら昔からある言葉ですが、エロゲー界隈から出てきた(2chか?)新語NTRは二次元を色濃く宿した言葉ですので、これを見てみることにします。データは急上昇しています。これも、ツンデレのようにそのうち上昇が止まることと思っております。
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同様の言葉で、「男の娘」を見てみます。これも、近年急上昇しています。まあ、正直このあたりはよくわかりません。
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萌え
ちょっと一休み。「萌え」をみてみます。これは、2005年から2006年をピークに、最近では急速に減少しています。メディアに露出することも多くなり、言葉自体を知っている人間の総数は確実に多くなっているはずですが……。手垢がつきすぎて使いたくなくなったのか、あるいは飽きただけなのか。私の個人的な解釈だと、前者のような気がしていますが、はてさて。
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調査結果:幼女
さて、幼女を見てみたいと思います。しかし、これには、二次元と3次元の分離の困難が伴います。たとえば、ロリで検索し、ニュースのヘッドラインを見てみます。これ、全て3次元の話です。まあ、合法的な話ならまだいいのですが、関連する検索クエリを見てみると、どうも、リアルな児童ポルノ(創作物に対する児童ポルノとかいう世迷い言でない、リアルな大問題のほうです)を求めて検索しているようなクエリが多いのです。さすがに、それは、むり。

ですので、幼女属性そのものの人気の推移を調べるのは諦め、二次元幼女に特化した商品の人気度を調べることにします。そのような都合のよい商品があります。ロリ漫画雑誌Comic LOです。これなら、関連ワードに3次元臭がするものは混じりません。

結果は、極めて安定した人気度を持続しています。少なくともLO自体の人気は、心配する必要がなさそうです。まあこの件に関しては、むしろ規制による壊滅的打撃が心配です。

gifs_LO.png

調査結果:百合
こちらも、幼女と同様の問題がつきまといます。別に、新百合ヶ丘の情報なんて知りたくありませんよ、って感じです。
今回は、2種類の方法で回避を試みます。まずは、同種の言葉である「ガールズラブ」を使います。これが百合と1対1対応しているかというと疑問ですが、まあ指標にはなりますし、今までも検索ワードの精査なんてしてないのでこれでいきます。(略称のGLはぎんつぶるぐらんだう以外に認めません)
また、幼女の場合と同様に、こちらにも専門の雑誌コミック百合姫が存在しますので、この雑誌名でデータを取得します。


ガールズラブの結果は以下のようになりました。ちゃんとしたデータが出るのが2007年以降なので、長期的なトレンドはよくわかりませんが、それなりの値を保持しているように見えます。
gifs_GL.png
続いては百合姫です。こちらは、非常に残念ですがゆるやかな減少傾向です。芳文社のつぼみに客を奪われた……というだけならまだいいのですが。ジャンル自体の衰退でないことを切に祈ります。
gifs_yurihime.png
両方のデータを見て思うのは、百合ブームって、本当に実在したのかという疑問です。どちらのデータも、ブームと呼べるほどの人気度の上昇は見られません。(唯一、百合姫の結果で、2007年10月頃に若干ピークがありますが……)実感としても、確かに去年は百合アニメが多くてウハウハでしたけど、ブームって感じでは無かったような気がします。


というわけで、強引にまとめます。
「眼鏡っ娘」属性の人気は凋落の一途です。「幼女」属性は、人気自体は頑健ですが、下手をすると真っ先に規制されるであろうジャンルなので、全く安心できません。「百合」属性は、それなりに安定しているようにも見えますが、決してブームなどは起こっておらず、むしろ今後の弱体化が心配です。
結論として、私の二次元ライフの未来には暗雲が立ちこめています。orz

Google Insights for Searchが面白すぎる

Google Insights for Search

面白すぎる。Googleトレンドと同様に、googleで検索されたワードの人気度を時系列で見せてくれる。だけでなく、地域別人気度は取得できるわ、何より、アカウントにログインすれば数値データを取ってこれるわで、ネタ心をくすぐりすぎる。百聞は一見に如かず。

アニメ作品の人気を比べてみます。
ハルヒvsらきすたvsけいおん。チョイスに他意はなし。
まあ当たり前ですけどアニメ放映直後の立ち上がりがすごいですね。その後どれだけ人気を維持できるか、ですが。ハルヒ2期は1期ほどの集客力はなかったようですね(google的に)。エンドレスなんとかのせいでしょうか。ハルヒはアニメ終了後も人気が乱高下しているのに対して、らきすたはアニメ終了後徐々に落ち込みつつも一定の人気を維持していますね。このあたり、何か違いがあるようです。けいおんはどうなることやら。まあ2話で切ったことに後悔はしていないorz



若干真面目な話にスイッチ。
グラフェンvsカーボンナノチューブvsフラーレン。へんてこ炭素3兄弟。順に、2次元シート、1次元チューブ、0次元サッカーボール。ちょっと前までちやほやされてたナノチューブとフラーレンがじわじわと落ち込んでる。そしてグラフェンの台頭すげえ。やっぱりみんな2次元が好きってことですね!



同じデータで気になるのが以下のリンクから飛べる地域別人気度。
Google Insights for Search - ウェブ検索の人気度: graphene, carbon nanotube, fullerene - すべての国, 2004 年 - 現在
なんと英語が母国語じゃないはずの韓国がダントツトップ。日本は屁。日本もこのへんの研究してるはずなんだけどなー(CNT見つけたのは日本の研究者だし)、どうしたことやら。そのあたりはgoogleがどうやってデータを料理しているかわからない状態でぐだぐだ言っても仕方がないので、次にいこう。


真面目な話をするととてもとても疲れるので。
幼女。(日本のみ)
2004年と2005年の12月に鋭いピークがあるのですが、何かありましたっけ。クリスマスプレゼントに可愛い幼女をください!みたいなものとも思えんし。面白いのは、人気度がほぼ定数になっていることですね。幼女の魅力はいつになっても色あせること無し、といったところでしょう。これを、以下に続く検索ワードと比較してみると面白いです。


県別データだってとれちゃう。
Google Insights for Search - ウェブ検索の人気度: 幼女 - 日本, 2004 年 - 現在
秋田、佐賀、栃木あたりの人たちが幼女を検索しているようです。

ツンデレ。2005年9月を境にトレンドが一変しているのが美しいほどであります。2006年4月の特異なピークは、なんだろう。ゼロ魔は7月からだったので、ハルヒですかねえ。


それでは最後に。
めがねっこ。
ヴぁあああああああ明らかな下降トレンドでございます。これはいったいどうしたことだ。眼鏡っ子の人気凋落がgoogle的にも証明されてしまったのか。ツンデレのトレンドが下降気味なのはまあ、新しい言葉ですし単にサチっていく段階と思えます。が、眼鏡っ子は古来より伝わる由緒正しき萌え属性のはず。しかもこの傾向は昨日今日に始まったわけではなく、既に2005年半ばから始まっているようです。最悪、眼鏡っ子属性そのものが自然消滅、とまではいかないまでも、商業作品への登場率がきわめて減少する、なんてことになってしまいそうです。(今でもそうじゃねーかというツッコミはおいといて。)危機感を新たにする必要がありそうです。



で、まあ、どうでもいいネタを連ねていきましたが、googleトレンドとの最大の違いは、数値データを取得できることでしょう。googleの中でどう料理されたかわからない得体の知れないデータではありますが、少なくともお遊びに使うことはできるかな。

#……って今回のネタ、googleトレンドだけでも事足りたような……。まあ気にしない。
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二次元眼鏡少女に蔑まれたいです。

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